はじめに

重要なのに正しく理解されていない投資信託の費用をはじめ、売り手の都合で開示されない投資信託の仕組み等をお伝えします。

スポンサーリンク

支払い費用の総額を知る

投資信託を選ぶ場合も費用対効果を考えることが大切です。「今がチャンス」といった宣伝文句に踊らされて購入すべきではありません。

投資信託の効果については、販売資料や運用会社のウェブサイトで詳しく解説されていますのでそちらを参考にしてください。

一方、費用については、詳しく解説することなく、こう言い切っておしまいです。

手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、あらかじめ表示することができません。

これでは、投資信託の購入者は、費用を総額でいくら払うことになるか見当をつけることすらできません。

次のグラフは、同じ期待収益率(年利5%/年)を前提に、費用の異なる2つの投資信託にそれぞれ100万円を投資した場合のシミュレーション結果です。

資産価値の推移

費用ゼロ(灰色の線)は、費用を考慮しない場合のシミュレーション結果です。この場合、投資した100万円は年利5%の複利で増え、10年後の資産価値は163万円になります。

しかし実際には、ファンドAは42万円、ファンドBは16万円の費用がかかります。結果、最終的な資産価値は、ファンドAが121万円、ファンドBが147万円となります。

シミュレーション結果について(別ページが開きます)

冒頭に『費用対効果を考えることが大切です。』と書きましたが、投資の世界において、事前の期待こそあてにならないものはありません。「結果は時の運」と割り切れば、実際には効果をあれこれ考えても仕方がない(捕らぬ狸の皮算用)といえます。

一方、投資信託の費用は算出方法が決まっているので、事前に支払い金額の概算を知ることができます。費用の違いは、将来の投資結果に大きく影響します。同じ効果が期待できるなら、費用が低い方(ファンドB)を選択することで、将来の投資損益を確実に改善できるということです。

少なくとも、銀行や証券会社の販売員に割高な投資信託(ファンドA)をつかまされないよう、投資信託を購入する際は費用が総額でいくらかかるかを具体的に知ることは極めて重要です。

コンテンツの紹介

当サイトのコンテンツは以下のとおりです。

シミュレーション

各種手数料や税金の支払いを考慮した投資信託の運用シミュレーションができます。例えば、毎月1万円を10年間、積立投資した場合、最終的に支払う費用の総額や費用の支払い先別の内訳等を知ることができます。

ファンド分析

実際の投資信託を購入者目線で分析します。元本100万円で購入した投資信託の10年間の支払い費用の総額や、購入検討時の留意点等を記載しています。

コラム

運用会社や販売会社のウェブサイトでは積極的に開示されていない投資信託の仕組みや資産運用業界に関する情報を配信しています。

スポンサーリンク